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H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第24章 scene5:ツルテカな僕


「前はこれくらいかな…」

残ったシェービングフォームをタオルで拭き取り、ついでに息子くんの先っぽも拭き取った和が、いつの間に手にしたのか、スマホを僕のお股に向け、カシャッとシャッター音を響かせる。

「ほら見て?」

「や、やだぁ…、いいよ恥ずかしいから…」

ツルテカになったお股の写真なんて…ねぇ?

あ、でもこんな機会も滅多にないし、一応見とく…かな♪

僕は顔を覆った指の隙間から、薄目を開けて和が向けるスマホの画面を見てみる。

うわぁ…、本当にツルテカじゃん…
こんなのいつ以来だろ…

ちょっぴり懐かしいかも♪

赤ちゃんみたいにツルツルなのに、息子くんだけがやたらと立派で、かなり違和感あるけどね?(笑)

「どう? 完璧でしょ?」

「うん♪」

やっぱり和にお願いして良かったよ♪

「じゃあ…、次は尻の毛な…?」

あ、そっか…、お尻も剃らなきゃなんだ…って、僕のお尻ってそんなに毛深くなかったと思うんだけど?(←自分調べ♡)

「うつ伏せになった方が良い?」

「そうだな…、出来れば四つん這いの方が良いかな」

「分かった♪」

僕はベッドの上で身体を反転させると、両膝を着いて腰だけを高く持ち上げ、お尻を突き出した格好になった。

「これで良い?」

肩越しに和を振り返ると、和は何故だか口元を手で覆っていて…

あれ?
僕、何か変?

「何つーの…、すげぇ景色(笑)」

え、どゆこと?

「私の方が我慢出来なくなりそう…」

え、それって…?

僕が首を傾げるていると、お股と同様にお尻にもシェービングフォームが吹きかけられた。

それが、お股程敏感ではないけど、ローションを垂らされてる感覚と似ていて…

必死で抑え込んではいるけど、油断したら「挿れて」って言ってしまいそうになる。

なのにさ、和ったらさ…

多分シェービングフォームを伸ばすためだとは思うんだけどさ、蕾ちゃんの周りを指で撫で回したりするんだもん…

そりゃ我慢も限界になるよね?
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