第19章 scene4:宴会場
高く持ち上げられたお尻に、ヒンヤリとした液体がたっぷり垂らされる。
もお…、ローションなんて使わなくたって、十分柔らかくなってるのにね?
でも、ただ潤滑油的な目的のローションではないだろうから、使わないより使った方が、もしかしたらより楽しめちゃったりするのかな♪
な〜んて期待半分で、NINOを受け入れ安いように、全身の力をスッと抜いた。
多分NINOにもそれが伝わったんだろうね?
僕のお尻に、NINOの熱くて硬いのがスリスリッと擦り付けられて…
「挿れるね?」
「う…ん…」
枕に顔を埋めたまま頷いた僕は、ちょっぴり感じる緊張感に、枕の端っこを両手で掴んだ。
そして…
「んんっ…、あ、あ、あ、あぁ…っ…」
何度受け入れても、決して変わることのない挿入時の引き攣れるような痛みと、その後に来る圧迫感に、枕の端っこを握った僕の手に自然と力が入る。
当然、“抱く”よりも“抱かれる”ことの方が多いNINOはそれを分かってるから、僕の苦痛を少しでも和らげようと息子くんに手を伸ばすんだけど…
あ…れ…?
僕の身体…変…かも?
「あ、あ、あ、あんっ…、触らないでぇ…っ…、んくっ…」
NINOの指先が僕の息子くんに触れた瞬間、息子くんの先っぽから勢い良くミルクが飛び出して…
「え…? 私まだ触ってもないのに…、もう?」
「う、うん…」
でも、僕の身体がおかしいのはそれだけじゃなくて…
「や…、また来るっ…、あんっ…」
吐き出したばっかなのに、しかも大量だったのに、僕の息子くんは数分も経たないうちに、ガチガチのギンギンになっている。
ねぇ、これって絶対ローションのせいだよね?
だってこんなの僕…、初めてだもん。
「ね…、動いて…?」
「ええ、そうね…、その方が良さそうね…」
僕は高まる一方の射精感に息を詰まらせながら、腰を打ち付けるNINOの動きに合わせて腰を振った。