第18章 scene4:露天風呂
「あ、イクッ…、やっ…、あんっ…」
ディルドに散々中を掻き混ぜられ、その度に溜まって行く射精感に耐えられなくなった僕は、立ったままで再び岩に背中を預け、息子くんを両手で握り込んだ。
当然、支えを無くしたディルドはズルリと抜け落ち、それでも僕の足元で奇妙な音を響かせながら震え続けた。
でも今の僕には落っこちたディルドなんてどうでも良くて…
下腹部をズンと重くする熱の塊を吐き出したい一心で、両手を忙しなく動かした。
そして…
「は…ぁ…っ…、も…だめぇ…っ…、あんっ!」
目の前に見える景色が、まるで銀の紙吹雪が舞ったみたくチカチカとし始めた瞬間、僕は膝をガクガクと震わせながら腰を前に突き出し、息子くんの先っぽからは、びっくりするような大量のミルクが飛び出した。
「は…ぁ…、ん…っ…、ふぅ…」
溜まっていたモノを全て吐き出した僕は、吐精による脱力感に身を任せるように、その場にズルズルと崩れ…
「オッケーイ!」
坂本監督の声も耳に入らないくらい、遠くの方に意識を追いやった。
早起き…したからかな…
それとも朝からイキまくってるからかな…
何だか僕…、眠たくなって来た…よ?
僕は肩で息をしながら、俄に重くなり始めた瞼を閉じた。
でも、当然だけどそのまま眠ってしまうわけにはいかなくて…
「ああ、ちょっとごめんだけど、もう少し足開いてくれるかな?」
僕が眠ることを妨げるように、坂本監督が力なく投げ出された僕の足を掴み、そのまま岩の上に持ち上げた。
え、何…?
え、まさか僕、このまま坂本監督に…?
…って、そんなわけないか…(笑)
坂本監督が撮りたいのは、ミルクで汚れた僕の太腿…でしょ?
でもごめんね?
ホントはね、もうちょっとエッチぃポーズとか(?)…取れたら良かったんだけど、僕…ちょっと無理みたい。
だから、どっからでも良いから、勝手に撮っちゃって?
ってゆーか、こんな調子で夜までもつのかしらん…
不安だな…