第13章 scene3:待合室

僕はパンチラ程度に捲り上げた裾を、思い切ってオヘソの辺りまで捲り上げると、パンティの中に手を突っ込んだ。

グーだった手に、ちょっぴり恥ずかしいけど、中指をピョコンと立てて、ヌーディカラーのリップを塗った唇で咥え、ついでに上目遣いにした、ちょっぴりクール(？)に細めてみる。

すると松本さんが僕の後ろに回り、フワッと抱き締めるようにして僕の胸元に腕を回した。

｢いいよ、その調子だ！｣

松岡さんが叫びながらシャッターを切る。

｢やれば出来るじゃないか！｣

ふふ、知らなかったの？
僕、やれば出来る“男の娘”なんだよ？

褒められると調子に乗っちゃう僕は、パンティに突っ込んだ手を引き抜くと、一緒に“暴れん坊将軍”も引っ張り出した。

松本さんの手がすかさず僕の“暴れん坊将軍”に伸びて、残る片方の手がナース服の上から僕のおっぱいを揉む。

｢おっけーい！ いいよ、いいよ、凄くいい！ でももっと頂戴！｣

え、まだ足りないの？

もう…、松岡さんたら欲しがりなのね？(笑)

僕は肩越しに後ろを振り返ると、ウットリと熱を込めた目で松本さんを見つめた。

｢そうだ！ そのまま…、よし、いいぞ…！｣

シンとしたスタジオ内に、松岡さんの声と、何度も切られるシャッター音が響いて…

その度に、僕の心臓もバクバクと脈打つ。

変ね…、僕…、感じて…る？

｢は…ぁ…、先…せ…、ぁ…｣

自分の口から吐き出される息が…、とんでもなく熱い…

そっか…、僕のお尻に松本さんの固くなった“KING”が当たってるから、だから僕…

｢お願…い…、抱いて…？｣

スチール撮影なのに…

｢ね…、突いて…？｣

お強請りが止まらない。

なのに松本さんは全神経をカメラに集中させていて、僕の声なんて届いてなくて…

焦れた僕は、お尻を動かして松本さんの“KING”をグリグリと刺激した。

｢抱いてーーー！ そこ…、突いてーーー！｣

って叫びながらね(笑)