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H・I・M・E ーactressー【気象系BL】

第12章 scene3:診察室


僕の手の下で、松本さんの手がモゾモゾと動き出して…

指の先で、コリッと硬くなった僕のおっぱいの先をグニグニと潰す。

ふふ、やっとその気になったみたいね♪

「ああ…、気持ち…い…」

でも不思議ね?

松本さんて、見た目によらずすっごく手先は不器用なのに、その不器用さが堪らなく気持ち良いなんて…

松本さんの指には、何か特別な仕掛けでもあるのかしらね?(笑)

じゃなきゃこんなに気持ちが良いわけないもの。

おかげで僕の“暴れん坊将軍”と来たら…

松本さんが腰を打ち付けるのと同じタイミングで、右へ左へと揺れ…

その度にペシペシと、僕のお腹を叩いた。

「くくく、そろそろ投薬の効果が出てきたようだな…」

うん…、そうみたい。

でも僕…

「足りない…の…、もっと先生のお薬…り…、ちょうだい?」

もっと濃くて、お尻から焼き尽くしてしまうような…、熱いお薬が欲しい。

そう…、HIMEはとっても欲張りなのよ?

「お願…い…、もっと…」

僕は全てのお尻の筋肉を蕾ちゃんに集中させて、松本さんの“Prince”をキュキュッと締め付けた。

「くっ…」

思ったより僕の締め付けが強かったのか、彫りの深い松本さんの顔に、初めて苦悶の色が浮かんだ。

そしてそれと同時に、僕の中で“Prince”がグンと膨らみ始めて…

「えっ…、ええっ…? あ、あ、あんっ…、凄っ…、おっき…ぃ…」

一体どうしたってこと?

ついさっきまであんなに物足りなさしか感じなかったのに、今は…僕のお腹がはち切れそうなくらいに大きくなっていて…

僕は、突然襲ってきた途轍もない圧迫感に、思わず息を詰めた…けど、

「は…、はぁっ…、んくっ…、ん、ん…」

自然と口をついて漏れる喘ぎだけはどうしても止められず…

松本さんの手に重ねていた手を、松本さんの首元へと伸ばした。

「人工呼きゅ…して?」

じゃなきゃ僕…

このまま息が出来なくなっちゃいそうなの…
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