第5章 確信犯【殿弥勒】
「ゆかり先輩、…好きです、っ。ずっと憧れてました!」
ガンガン突きながら告白されてる。
私は快感に喘ぐことしか出来なかった。
「あっ!あっ。あん。」
「ゆかり先輩のナカ、温かい。」
止まない攻めに、身を捩らせると、脚を持ち上げられて、角度を変えて一番奥をごりごり攻められた。
「あぁん!だめぇ!み、ろくっ、あ!」
「ココ…ゆかり先輩の一番奥?ココに出したら…赤ちゃん出来ちゃうね。」
優しい声で囁きながら、スピードを落とさない。
私は頭がスパークしてきて、弾けそうだった。
「あ、いくっ。イッちゃう!」
真っ白になって、お腹が痙攣した。
「気持ちよくなってくれたの?ゆかり先輩…」
ゆるく動きながら、また獣のようなキス。
とろとろに感じてしまう。生理的な涙がぽろぽろ落ちる。
「んん……」
鼻から甘い声が抜けて、弥勒がムクムクと大きくなるのを感じた。
「あっ!大きくなった…」
「ゆかり先輩、俺、もうダメかも。」
そう言うと、ギュッと脚を畳まれて、体育座りのような体勢になった。弥勒の大きなモノが何度も奥まで届いて、また目の前がチカチカしてくる。
「あぁっ!ひぁっ!」
「……っ、」
「ま、またいくっ。いくぅ!」
大きく痙攣しているのに、動きを止めない弥勒のせいで、おかしくなってしまう。
「あっ。ダメっ!ダメっ!イってるからぁ〜!」
「…ゆかり先輩…っ」
気づけば、イキ潮をばしゃばしゃ出していた。
弥勒の動きが止まって、一番奥に射精の感覚が来て、下腹部にじんわり快感が広がった。
ふたりとも下腹部から膝までびしょ濡れになって、そのままベッドに倒れ込んだ。わたしの股からつーと精液の出る感覚がした。
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起きると多分昼だった。
吹き抜けからリビングを見ると、みんな帰り支度をしていて、わたしは焦って身支度を始めた。
あれ?そういえば服を着ているし、体もベッドも綺麗だ。昨日のことは夢だったのかな…いや欲求不満かよ。
「寝坊してごめーん。」
「いや、こっちこそなんもせず寝てごめん!荷物の片付けと支度はできるだけやったけど、これでいいかチェックしてくれる?」
「ありがとう〜!!助かる!」
さすが女子はテキパキしてる。