【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】
第48章 ◇第四十七話◇自由な兵士【恋の行方編】
エルヴィンがハンジに書類の確認をしていると、誰かが扉を叩いた。
壁外調査から戻ってきて少し経ち、書類が集まってくる頃でもある。
ハンジのように提出にやってきた兵士だろう。
「入れ。」
「失礼します。」
入ってきたのは、つい数分前に話題に上がっていただった。
書類を手に持っているところを見ると、終わらせた分の提出に来たというところだろう。
は、デスク前にハンジが立っているのに気づくと、驚いていた。
「もう終わったの?」
「まだすべてではないですが、キリのいいところまで終わったので。
少しずつでも提出していかないと、なぜか、私には関係なさそうな書類まで混ざっていて、
部屋が書類に埋め尽くされそうなんです、なぜか。」
「アハハ、そうだった?あっれ~、おかしいな~?」
とぼけるハンジはいつも通りだとして、しっかりと嫌味を詰め込めるまで心が回復しているに、エルヴィンは苦笑する。
まずは先にの書類を確認することにして、エルヴィンは彼女から書類を受け取る。
いくつか修正が必要ではあったが、あらかた問題ない。
再提出するほどでもないので、次回から気を付けるようにだけ伝えて、これで良しとする。