第2章 瞳

剛士くんの愛撫でトロトロに解けている身体。

「ゆかり…ゆかり…」

剛士くんは縋るようにわたしを抱き締めている。
薬のせいで、肌と肌が擦れるだけで感じてしまう。

「んっ…はぁ…剛士、くん」
「ゆかり…」

軽く触れるキスのあと、剛士くんはわたしの胸に吸い付いた。
ナカに指を入れて、いいところをぐっと突かれる。

「あぁぁっ」
「ココ？」

そこばかりを執拗に攻められ、甘い刺激が腰に溜まっていく。

「はぁっ、ダメっ」
「イイんだろ？」

生理的な涙を剛士くんに舐め取られる。

「あぁん、あっ、出ちゃう…っ」
「はっ、イけよ」
「いっ…くーーー」

プシャッ
潮を噴いてビクビク痙攣した。

「はぁ、ん…」
「入れるぞ…っ」

余裕のなさそうな剛士くんの声にお腹がキュンとなる。

「あっ！まだイッてる、からぁ！」
「くっ、締まる…っ」

まだ痙攣の収まってないナカに剛士くんの大きいのが入ってきて快感がすごい。

「動かないでぇっ」

意地悪な目線を寄越した後、すぐ律動を始めた。

「あーーっ！あん、あっ！」
「ダメっ！またイッくーー」

すぐ快感の波が押し寄せる。

「あっ！！」

剛士くんを食べたまま、きゅんきゅんっとナカが痙攣して、潮を噴いた。

「はぁっ、はぁっ、こんなの、おかしいよぉ…っ」

自分の体が怖くて、ポロポロ涙を零す。

「…っ、ゆかり。I can’t take my eyes off of you……」

甘いキスが降ってくる。律動を再開する剛士くん。眉間にシワを寄せて、汗を零している。剛士くんの声がエッチで、お腹がまたキュンとなった。

「あっ、あん。はぁ、あっ」
「はっ…もう出すぞ…」
「んっ、来て。奥に来てぇっ」
「…っ、」

降りてきた子宮口と剛士くんの先端がくっついたまま、わたしは子宮口で感じて、二人同時にイッた。

1度抜いてゴムを変えて、もう一度深くキスをして、そうやって何度も繋がった。生まれたままの姿でお互いを確かめあった。2人とも汗だくで、わたしは腰が立たず、剛士くんが口移しで水を飲ませてくれて、身体に零れた水を舐めとられて、また愛撫された。何度も達して、最後は二人で裸のまま泥のように眠った。