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暖かい氷を私にください。《ユーリ!!! on ICE》

第12章 再開







ヴィクトルが忘れた約束と言うのはユーリの振り付けをヴィクトル自身が作るという事だった。




しまいには、一緒にロシアに帰ろうとまで言い出した。





『も!』





『は?』




何故私にふる




『もこんな所で練習してないで俺のところに来いよ!こんな場所で道草食ってないで早くリンクに戻ってこいよ』




勇利とヴィクトルが私を見てくる




『私は...』




スケートが嫌いなわけじゃない。
むしろ大好きだ。
ただこの長谷津を去ってまで強くなりたいかと言うとそうでもない。





ヴィクトルの方を見るとなんとも言えない顔色で綺麗な青色の瞳が私を捉えていた。




何故かそれを見ていたらスケートをやめた理由なんてどうでも良くなってきた。





(もう少しだけ見守ってくれるかなお母さん。)




『...私はロシアには行かない。』





『なんで!?』




ユーリが驚いた顔でこちらを見る。




『私は私の信念を貫きたいし、この長谷津を離れたくないの。ごめんね。ユーリ』



もう一度ヴィクトルを見ると何故か嬉しそうな顔をしていた。
そしてしばらくすると何かひらめいた顔をした。




『じゃあ、ユーリと勇利のダブルYuriでアイスバトルをすればいいじゃないか!』




『『『はぁ?!』』』




『あ、は復帰するからそれでのファンミーティング見たいにするからよろしく~( ¨̮ )』




『え?』




それからはめちゃくちゃで勇利がエロスでユーリがアガペーになってそれそれは酷かった。




(スケオタ三姉妹が仕切るとか言い出すし大丈夫かな...)




そう思いながら私達はゆ~とぴあかつきに戻った。
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