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暖かい氷を私にください。《ユーリ!!! on ICE》

第10章 夢







心地の良い子守唄が聞える。






誰かの膝の上で眠っているようだ。






『お母さ~ん』





私の声?





そうだ、これは小さい頃の私の声だ。






『なーに??』






もう一人の人は……







『お母さん。。』







すると急に目の前がまた真っ暗になる。





私は神に願うように、





『お願いだから行かないで!私にまだ教えていないジャンプがあるんでしょ?!!』







するとまた声が聞こえる。









『私ね、大人になったら皆が驚いて、嬉しい気持ちにさせれるプロのスケーターになるの!!4回転だって全部跳ぶから!!!』






そして満面の笑みをする私と嬉しそうに笑う母も一緒に暗闇の中へ消えていった。









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