• テキストサイズ

暖かい氷を私にください。《ユーリ!!! on ICE》

第9章 もうひとつの衝撃











3人は同じ客をリクエストしてきたので、私はリンクの中心にスタンバイする。









(これ4回転ルッツがある演技だよね..。)







忘れもしないジャンプ。あのグランプリファイナルで滑った演技。








4回転ルッツは、女性のプロフィギュアスケート選手、誰一人成功させたことがない高難度なジャンプだったらしい。



点数、今のところ4回転で2番目に貰えるらしいし・・・・



1番貰えるのは4回転アクセスだけどまだ誰も飛べてないらしいし






私がシニアデビューした時にこれを成功させた時はメディアが着いて回って鬱陶しかった。








『ちゃん~!こっちはokだよ!』









ゆうちゃんからの合図が来たから私も頭の上で丸を作る。







すると曲がすぐに流れ始める。







最初は3回転とダブルトウループと3回転の連続だったはず...







そして私は後半まで難なくジャンプを全て跳ぶ。







そして残りが4回転ルッツになろうとした時、頭にあの記憶がよぎった。





...............







『お母さん!行かないで!!!』









昔の自分の声が聞こえる。









そして気がついた時には私は着地に失敗してリンクの上で倒れてしまった。








『!!!』







誰かの声が聞こえたけどそれがわかる前に私は意識を手放した。









/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp