• テキストサイズ

【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第11章 この気持ちは何なの?



「俺らで話しててもラチがあかねぇ!柚川!!テメェの今後についての話してんだからテメェで決め」

『ご馳走様でした!本当おいしかったです、流石師匠ですね〜あ、お皿私洗いますね』

「お…ってちげーよ!テメェ人の話聞けや!!」

私は師匠の分のトレイと自分のトレイを持って洗い場へ行ってお皿を洗う

『えっと、何でしたっけ?』

「テメェが今後爆心地事務所かショート事務所どっちに行くか決めろって話だ!」

『あぁ、そうでしたね〜正直迷いますね。どっちの事務所のスタッフさんとも仲良いですから…

でも学べることがあるのはショート事務所で私にできることがたくさんありそうなのは爆心地事務所。

とりあえず、あと3日爆心地事務所にいる期間残ってますしその期間は満了した後考えます』

「フンッ…呑気なヤローだな!」

「そうか、分かった。爆心地事務所に通う事になっても俺は雪乃の送迎毎日するから安心しろ」

『それはいいって言ってるじゃないですか』

皿洗いを終えて軽く床をモップがけして片付けが完了した私は荷物をまとめる

『では、お疲れ様でした』

「雪乃待て!送ってく」

『結構です!』

私はピシャリと断って食堂を出ていく

「爆豪、邪魔したな」

轟社長も食堂を後にして駐輪場に向かう

駐輪場で原付のヘルメットを被ろうとする私の手首を轟社長が後ろから握る

『と、轟社長…』

「外に車置いてあるから行くぞ」

轟社長は私を俵抱きして車まで歩く

『キャ!や、やめてください!!下ろして!恥ずかしいっ!!』

「原付は後で自宅まで届けさせておく」

助手席のドアを開けて私を座らせて、運転席に乗り込む

走り出した車は私の家とは逆方向に進む

『あの、家…逆方向なんですけど?』

「誰も家に送り届けるとは言ってねぇ」

『どこ向かってんですか?』

「…サプライズだ」

『ヤダヤダヤダ!怖い怖いっ!私降りる!降りますっ!!』

赤信号で止まった時に、シートベルトを外して出て行こうとする私の手を取って轟社長はアダルトグッズ用の手錠を私の手首に装着する。

カシャン…

『と、轟…社長?』

私の顔から血の気が引いていく

「いいとこ連れてってやる、おとなしくしとけ」
/ 100ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp