【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第11章 この気持ちは何なの?
「お前昨日麻婆豆腐作り家で練習しなかったろ?」
『うっ…すみません』
「やっぱりな。まぁ、そうなった理由もだいたい想像つくけどな……首もとのキスマーク、轟だろ?」
指摘されて私は両手でパッと首もとを隠す
「バーカ、ついてねぇよ!」
『師匠っ!そういうからかい方やめてくださいよぉ』
「でも必死になって首隠したってことは、昨日轟となんかあったのは間違いねぇなぁ?」
『んな、なんで私が轟社長となんかあったって…////』
「噂になってっからな!お前と轟デキてんじゃねぇかって」
『そんな関係じゃ…』
「でも昨日ヤッたんだろ?轟と」
鋭い…師匠はとても騙さそうにないと判断して私は正直に白状した。
『……昨日ショート事務所に原付取りに行こうとした時媚薬使うヴィランと遭遇して個性事故に遭いました。
その時轟社長も私と同じ症状抱えたまま私のところに来て…個性解く為に仕方なくそういう関係になっただけです/////』
「あぁ、あのヴィランの被害に遭ってたのか。
アレならもう解決したから安心しろ、轟がヴィランにつけた発信器を使ってクソデクがヴィランの場所特定して俺らで捕まえた」
『そうだったんですね…』
その後無言のまま師匠は私の作った麻婆豆腐を食べ続けた
『あの、不味いなら無理しなくても…』
私がそういうと師匠はギロッと睨みつけて
「腹減ってんだから食うに決まってんだろ!?料理の修行サボったテメェに罪あっても麻婆に罪はねぇからな!!」
ガツガツ食べ進める師匠に水を出すと黙って受け取って喉に流し込む。
「朝バタバタしてて大変だったろ?これ食い終わったら何か作ってやる!」
『え、私に作ってくれるんですか!?』
「そう言ってんだろ?馬鹿かテメェは」
『へへ…嬉しいです。師匠ありがとうございます!』
フンッと鼻で笑った師匠は麻婆豆腐をすぐに完食した
「…おい、柚川テメェ何が食いたい?」
『え、ええっと何でも良いんですか?』
「材料あればな!」
冷蔵庫を開けた師匠は食材をチェックする。
「チッ…あんまり残ってねぇな」