【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第11章 この気持ちは何なの?
あの後3回も抱かれて気づいたらあっという間に夜が明けていた。
現在朝9:15
私は寝返りをうった時の腰の痛みで目が覚めた
『っ、痛ぁあ…』
腰はもちろん、足を開いた時の股関節とあそこの中がじんじんと痛む。
『…轟社長の絶倫性欲おばけ』
私の隣ですやすやと寝息を立てる男
そのツラの良さに腹が立って私は寝ている彼に悪態をつく
今から仕事に行っても完全に遅刻だけどとりあえず遅刻連絡をしてから仕事には行かないとな…
そう思って私はクックコーポレーションに個性事故に巻き込まれた為遅刻してますと伝えたあと痛む下半身にムチ打って身支度を整えた。
クックコーポレーションは遅刻を了承し、気をつけて行ってきてくださいとだけ言ったくれた。
身支度を整えて部屋を出ようとした時に昨日のやりとりを思い出した
《…宿泊にしてあるからな、明日のチェックアウト時間まで開かないぞ》
《宿泊!?チェックアウト時間までって…》
《ちなみにここのチェックアウトは朝10時…焦らなくても時間はたっぷりあるぞ》
『しまったぁぁぁぁあ!』
10時にならないと開かない!
あと30分は待たなきゃいけないってことになるよね!?
『最悪…ん?これは…』
ドアノブの下に小さなサムターン錠があって私はそれを捻って扉を押してみた。
カチャ…
『あ、開いた!?……え、てことはつまり昨日私は…』
轟社長にだ ま さ れ た ?
『あんの…腐れ変態絶倫野郎!!』
轟社長への殺意と怒りが沸々と湧いてきたが、出られるのならこのまま出て行ってやる!
ホテル代は…昨日の慰謝料として轟社長が奢ればいいと思うわ!
不機嫌を撒き散らしながら私は部屋を後にし、原付のあるショート事務所へ向かった。