【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第6章 轟家軟禁生活〜1日目〜
ご飯を食べ終わったあと少し3人でゲームをしたりして過ごした。
そして今はどこで寝るかを話し合う。
「轟くん、この家って布団は柚川さんが使ってる布団一組しか無いのかな?」
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「雪乃が使ってるのが普段俺が使ってる布団だがそれとは別に客人用が2組あるぞ。」
「良かった、じゃあ僕らはそれを使おう」
「そうだな」
そう言って轟社長は私の使ってる布団の横に布団を敷き始める
『ちょっと待ってください』
「なんだ?」
『まさか私の隣で寝る気ですか?』
「当たり前だろ」
『轟社長の隣で寝るくらいなら物置で寝た方がマシです』
「物置はダメだ、この家住み始めて7年…一度も掃除してねぇ」
『汚っ!?』
「まぁまぁ2人とも…轟くん、僕らは別の部屋で寝よう」
「別の部屋はダメだ」
「へ?なんで?」
「とにかくこの部屋じゃないとダメだ」
轟社長が凄い剣幕でそういうものだから緑谷さんも分かったよと折れた。
『じゃあ緑谷さん真ん中来てください』
「え、僕?」
『守ってくれるんでしょ?』
「もちろん」
「何で俺はダメで緑谷は良いんだ?」
『そう思わせるだけの行動してきたんだから自業自得ですよ』
私の隣に緑谷さん、そしてその向こうに轟社長が寝ることになって部屋の電気を消した。
私は眠りにつけず、しばらく目を開けて天井を眺めていた。
隣の緑谷さんもなんか落ち着かない様子だった。
そもそもこの歳になって異性と同じ部屋で寝るってアイドルタイム中くらいだからなぁ…
なんて実家を思い出していた。
昼間に寝る習慣がついてるせいか、夜そんなすぐ眠れない。
私はトイレに行きたくなり部屋を出た。
えっと、トイレどこだろ?なんて思いながら彷徨ってお風呂の隣の扉を開けたらちょうどトイレで私はトイレに入った。
トイレを出たあと部屋に戻る途中ふらふら歩き回っているとある部屋の扉が空いていることに気づいた。