【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第6章 轟家軟禁生活〜1日目〜
気がついた時には自分の洋服を着て轟社長の家の布団に寝かされていた。
『…私、あの後一体…げほ…がは…』
轟社長が部屋の中に入ってきて「起きたか」と聞いてきた。
インスタントのお粥をあっためたものを轟社長が手に持っていた。
「あの後雪乃気を失って倒れたんだ。俺が無理させすぎた…悪ィ…」
私はバッ!と自分の両腕を抱きしめる
『気を失った私の貞操を無理矢理奪ったり、してないですよね?』
「…無理矢理奪っておけば良かったな」
私は後ろ歩きで足早に壁まで遠のいた。
「冗談だ」
『あんたが言うと冗談に聞こえないんですけど!!』
「気を失って倒れた雪乃の身体拭いて布団に寝かせた頃に雪乃のお母さんが洋服を持ってきてくれたからそれを着せた」
『じゃあ私の身体…』
「バッチリ見させてもらったし触らせてもらった。ここに写真も…」
『うぁぁぁぁぁぁあ!!最低!!あんた本当最っ低!!そして今すぐ消せぇぇぇぇぇぇえ!!っ…ごほっ…ゲホッ』
轟社長の携帯の写真フォルダには私の全裸の写真がびっしり入っていた。
「無理するな、まだ具合良くないんだから」
『…げほ、ごほ…誰のせいよ!』
飯食うか?と聞いてきた轟社長。
私はいただきますと言って、お粥とレンゲを貰おうとするとスッと遠ざけられた。
『何の真似ですか?』
「食べさせてやる」
『結構です』
「さっきまで裸で愛し合った仲だろ?遠慮するな」
『愛し合った?獰猛な狼に犯されたの間違いでは?』
ふーふーと息を吹きかけてお粥を冷まして私の口元に運んできたが私はふいっと横を向いて自分で食べるので置いておいてくださいと言う。
「そうか、ならしかたねぇな」
轟社長は自分の口の中にお粥を入れて私の後頭部を押さえて口移ししてきた
『んっ…んんっ…んっ…』
口移しのお粥がどんどん口元から溢れてくる。
轟社長の舌が歯列を割り込んで私の舌に吸いつく。
『…ん、はぁ…ぁっ…やめてぇ…////』
息苦しくなり轟社長の胸を叩く
すると轟社長は唇を離し、私達の口元を銀色の糸がつなぐ
『はぁ…はぁ…ごほっ、ごほ…/////』
「雪乃…」
轟社長は私を抱きしめる。
「…好きだ、雪乃。」