【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第5章 映画を見に行こう!
『それと貰い物ですがクレームつけさせていただくと、私人としても男としてもヒーローとしてもショートより爆心地の方がタイプです』
「あんた本当轟社長に容赦ないなぁ〜まぁ、轟社長もあんたのそう言う飾らへんとこが気に入ってるんやろうけどな」
「あはは…確かに!ところで2人とも他にどっか寄りたいとこある?」
『私はちょっと高めのお菓子買えるようなところ寄りたいです』
「お菓子?」
「誰に買うんや?」
『秘密です』
私達は雑貨売り場からだいぶ歩いたところにあるGODIVAについた。
「GODIVAなんて初めて入ったわ」
「普段来んからなぁ〜」
『(裏口の鍵と鞄のお礼にまぁこん中で1番安いチョコ買って渡せば良いか)』
私は500円のチョコを手に取ってレジに並んだ。
『お待たせしました』
「ほな、次は100均行こか〜」
村上さんのリクエストで次は100均を目指した。
映画館方面にまた戻り、さっきの雑貨売り場の向かい側の100均に入る。
「ここで飲み物とちょっとしたお菓子買って持ち込めば映画館で買うより安く済むで〜!」
「流石関西人…こういうところ本当頭働くね」
『でもそれ本当はダメですよね?』
「バレなきゃええんやバレなきゃ!うちの鞄大きいからこん中全部入れればバレへんやろ!!」
村上さんは水を得た魚のようにウキウキで飲み物を買い漁る
結局村上さんの圧に負けて飲み物を購入し、村上さんの鞄に入れさせてもらった。
「あ、そろそろ映画の時間だね」
「意外と早いなぁ」
私達は映画館へと戻ってスクリーン8番へ通された。
私達がちょうど中央に当たる席に山田さん、村上さん、私の順で座ると私の隣に轟社長が座ってきた。
『村上さん席代わってください』
「嫌やわ〜轟社長が席代わったら殺すオーラ出しとるもん!」
そう言ってるのを聞いて横を見ると確かに轟社長は目でそう訴えてるように見えた