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【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第4章 思ってたより良い人?



15:10
片付けも全部終わってロッカールームで着替えて帰り支度を整えてみんな帰っていった。

私は誰もいなくなった食堂の窓際の席に座って緑谷さんを待つ
緑谷さんはバタバタと廊下を走って勢いよく食堂に入ってきた

「柚川さん!ごめんね少し遅れた」

『いえ、大丈夫です。』

とりあえずお掛けください、私は緑谷さんにそういうと緑谷さんはあ、うんとだけ言って私の向かい側に座る。

急須でお茶を入れてはい、と渡すとありがとうと言って受け取った

「その、相談って言うのは?」

『轟社長の事です』

「やっぱりかぁ〜」

緑谷さんは頭を抱えてあちゃーと言っていた。
彼もやはり私達の関係についていろいろ轟社長サイドから聞かされていたんだろう。

『はっきり言って轟社長が怖いので今後関わりたくないんです。
でも、ここの食堂の人達はみんないい人達ばかりだから派遣先を変えるって言うのはあまりしたくないんです…そこで!緑谷さんには轟社長から私を守ってもらいたいんです!私のボディーガードになってください!お願いします!!』

私は勢いよく頭を下げる
すると緑谷さんはオドオドし始めた。

「ちょ、僕も柚川さんの事は守ってあげたいけどボディーガードは無理だよぉ〜今朝轟くんの前で柚川さんとお話ししてただけでパトロール中轟くんに凄い嫉妬されて怒られたし…」

『あ、私のせいで怒られたんですか…ごめんなさい』

「あ、あの別に君のせいって言ってる訳じゃなくて…えっと、何で言うのかな〜僕としては君にも轟くんの良いところもっと見てもらって轟くんと仲良くなってもらいたいんだ」

『…仲良くしたら遠慮なく既成事実作ろうとしてくる男と仲良くなれと?』

「んんん…轟くんこの話柚川さんにもしてたとはっ!大丈夫!!柚川さんの貞操が危なくなった時僕が近くにいれば止めに入るから!!」

『…それ本当に効果ありますか?』

「効果は……あまり期待できないかも知れないけど、無いよりはマシくらいに思っておいて欲しいな、なんて」

緑谷さん?声、どんどん小さくなってません?
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