【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第4章 思ってたより良い人?
雪乃お前もあっさり承諾するなよ
緑谷は携帯のカメラでバシャバシャ写真を撮りまくる。
写真を撮りながらも話しかけてくる
「小林さんもヒーロー好きなの?」
『はい、まぁヒーロー好きだからヒーローの社員食堂で働いてますし…』
ヒーロー…好きなのか、これは初耳だな
「そっか、そうなんだね〜僕もヒーロー大好きでヒーローオタクからヒーローになった口なんだ!
僕はやっぱりオールマイトが1番好きなんだけど小林さんもそのパーカー着てるってことはオールマイトが好きなのかな?」
『ええ、オールマイト好きですよ!凄いパワー持ってるのにお茶目でユーモアあるとこがちょっと可愛いですよね』
「だよね!だよね!!他にもオールマイトの魅力はたくさんあるけどやっぱりそれが分かるのは水をお酢に変える個性の少年が川で溺れてるところを助けたあの事件!あの少年を助けた後のオールマイトの君のおかげでお肌10歳若返ったよはもういつ見てもオールマイトのお茶目さ、ユーモアさが爆発しすぎて最高だよね!」
『あははは!お肌ってのがまた可愛いですよね』
雪乃が笑った…!?
俺には一度も笑顔なんて向けたこと無いのにっ…
何で緑谷には笑いかけてんだ、イラつくなぁ
「そう!そこがポイントなんだよ〜やっぱり小林さんみたいに分かる人と話せると楽しいなぁ」
緑谷いい加減にしろよこいつ、俺が雪乃の事好きなの知ってて嫌がらせしてんのか?
「緑谷、パトロール行くんじゃねぇのか?」
自然に言うつもりだったがコントロールしきれない嫉妬心のせいか思いの外ドスの効いた声になって自分でも少し驚いた
「あ、そうだね…ごめんね。たのし過ぎてついつい話し込んじゃったね。じゃあ小林さんまたお話しようね!」
そりゃ楽しいだろうな、雪乃のあんな笑顔が見れりゃあ楽しいだろうな!
しかもまたお話しようね…?
緑谷、テメェ次があると思うなよ?
雪乃の笑顔独占するのは俺なんだよ、お前じゃねぇんだ
次なんて絶対に話す機会なんて作らせねぇぞ