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【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第4章 思ってたより良い人?



緑谷と一緒にパトロール中緑谷はオールマイトパーカーを着た雪乃の画像を眺めてた。

「緑谷、テメェ俺に対する嫌がらせは楽しかったか?」

「へ?嫌がらせ?」

「とぼけんなよ?俺が雪乃を好きなの知ってて雪乃と楽しそうに話してたじゃねぇか!

しかも今日雪乃は俺には挨拶すら返さなかったのにお前が来てオールマイトの話してる時は笑顔だった。

あー…クソ!イラつくなぁ……」

「轟くん、嫉妬してるの?」

「だったら何だ?」

「ご、ごめんね…その、雪乃さん話してみたら思った以上に話しやすい人でついつい話こんじゃって…」

「……雪乃の写真撮ってたよな?」

「うん、正確には柚川さんの着てるオールマイトパーカーを撮ってたんだけどね」

「その写真全部LINEで送ってくれたら今日は許してやる」

「うん!もちろん送るよ!!それと、ごめんね…轟くんに不快な思いさせてたのに気づけなくて」

「もう良い、気にするな。俺も大人気なく嫉妬した…俺、雪乃に笑顔向けられた事なくて笑顔向けられてた緑谷が羨ましかったんだ」

「そ、そうだったんだね…柚川さん人当たり良いしきっと轟くんの良いところを分かってもらえればすぐにでも笑顔むけてくれるよ!」

「果たして本当にそうなるだろうか?…第一印象最悪で今の印象も第一印象と同じかそれ以上にマイナスになってるかもしれないのに……あ、なんか自分で言ってて悲しくなってきた」

「(轟くん…めちゃくちゃどん底まで落ち込んでるっーーー)」

「か、考え方の問題じゃないかな?今がマイナスって事はもう下がない…つまり上にいくしかないんだ!雄英の校訓を思い出して!」

「「更に向こうへPuls ultra!!」」

「そうだよ!仕事も恋愛もPuls ultraだよ、轟くん!」

「緑谷…ありがとう!俺本当お前が友達で良かった!!」

ガシッと緑谷と握手をした。
緑谷はへへへと照れ笑いをしながらなんか恥ずかしいねと言っていた。
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