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【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第3章 ショート事務所初出勤!



「イケメンは目の保養やわ〜毎日眼福!最高の職場やでここは!」

そう言いながら村上さんは背中をバンバン叩いてくるが私の手には包丁が握られている

『村上さん、危ない危ないっ!!』

村上さんはあぁ、すまんすまん!と叩くのをやめたが隣でゲラゲラと大笑いしている

「村上ちゃん、まぁたサボり〜?柚川ちゃんごめんね村上ちゃんサボり癖あるからよく周りも巻き込むのよ
ほら、こっちでキャベツ刻むの手伝って!」

社員食堂のおばちゃんスタッフの内山さんが村上さんを連行して行った。

「しゃーない、仕事したるか!ほな柚川さん轟社長とまたなんかあったら教えてな〜!」

『なんかあったりする事はありませんってば!』

ザクッ….

『っ…!』

蕎麦切り中に指を切った。
こんなミスするのは久しぶりだ。

「柚川さん大丈夫?」

山田さんはすぐに駆け寄って来てくれた。

『こんくらい大丈夫です、ありがとうございます』

「結構深く切ってるな、見せてみろ」

いつの間にか厨房に入っていた轟社長が私の指の傷口を見る

『離してください』

「こういう時のためにヒーロースーツに応急処置の道具を入れてあるから手当てさせてくれ」

腰についたアクセサリーのようなものは応急処置の道具だったらしく蓋が取れて消毒液、絆創膏が取り出され適切な処置がされていく。

「…これでもう大丈夫だろ」

左手の人差し指に綺麗に巻かれた絆創膏

『あ、ありがとう…ございます(小声』

轟社長は顔を赤くして自分の口元を手で隠す。
照れ方もなんかどことなく気持ち悪いと思うのはこの男に対して偏見の目で見ているせいだろうか?

「さっそくなんかあったやん!」

ヒューヒュー!とからかう村上さん
それに対して内山さんは、やめなさいとツッコミを入れた

「轟くん!ここにいたんだね、探したよ〜!」

緑谷さんが受け取り口から来て轟社長を発見、社長はすぐさま連行された。

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