【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】
第2章 クックコーポレーション面接開始!
『重い…携帯1つに対してどんだけ重いの?』
「…重い?その携帯そんな重かったか?iPhone8は148gしかないから重くはないはずなんだが…」
『重量じゃない、あんたの気持ちが重いのよ!
とにかくあんたに全額負担させる携帯なんて気軽に使えないから携帯本体の代金だけ頂戴!それで今回の件は許すから』
「毅然としていて威勢も良くて度胸もある、その上男の金に依存しない…良いな。最高だ雪乃」
『…何言ってんの?どうでも良いからさっさとお金寄越しな』
「雪乃あんたのことは、いろいろ調べさせてもらった。」
『い、いろいろ?』
「柚川雪乃27歳2月14日生まれの血液型B型。実家は老舗蕎麦屋のゆずかわ。利き腕は右利き。3歳の頃から蕎麦屋の修行を積み、15歳から本格的に厨房に立つ。得意料理はざる蕎麦、天ぷら蕎麦、カツ丼。好きな食べ物は和食全般特に海鮮丼が好きだな、嫌いな食べ物はパクチーとアボカド。
将来の夢は素敵なお金持ちの男と結婚して玉の輿に乗ること
最近は仕事の合間に電子書籍サイトで2万課金した少女漫画を読み漁るのがマイブームらしいな…2万も課金してたのがパァになったから携帯壊れた時にあんなに怒ってたんだな。
基本睡眠時間は7〜8時間、寝巻きは浴衣を着てるが冬になると母が編んだ毛糸の腹巻を愛用。
身長153cm体重49kgスリーサイズは上から99・68・96…
『ぎゃぁぁぁぁぁあ!やめてぇぇぇぇえ!!てか、キモい!キモいわあんた!なんで今日会ったばかりの人間のことこんなに調べてんの!?』
「なんでって…好きだからだろ?」
真顔でそう言う彼を見て私はポカンとする
「俺は胸ぐら掴まれたあの時から恋に落ちたんだ」
『あの状況のどこに恋に落ちる要素あった?私があんたに殺意抱く要素しかなかったよね?』