第1章 ホスト遊び/夢主はお客様
乾杯の後、イルミはさりげなく私に距離を詰めるとスッと脚を組んだ。
身体の片側だけがイルミに触れていて、イルミからはシャルよりは低めの体温が伝わってきた。
シャルには肩を抱かれていたから、イルミとの距離感は少し物足りないような 近すぎなくて安心するような、なんか変な感じ。
イルミはシャルと違って、そんなにはぽんぽんとは喋らなかった。
けどリネルさんからの質問やヒソカの話へそれなりの相槌…というかツッコミ?を入れていた。
2人のやり取りは漫才みたいでちょっと面白かった。