第4章 蒼き隻眼竜の逆鱗 * 伊達政宗
「いい子に言えねぇなら、まず躰から従順にさせてやる」
「ちょっ…政宗……!」
俺は頭の上にある手を離し、そのまま美依の前にしゃがみ込むと、さらに裾を割って脚を開かせた。
目の前には美依の秘部。
そこはぐっしょりと濡れ、内太ももに蜜が伝っているのが解り…
俺はふっと笑うと、躊躇いなくそこに触れた。
「ぁっ…や……っ」
「ああ…はなから躰は正直だったな、こんなに蕩けて」
「……っ」
「なぁ、このとろとろ具合…信長様にも見せたのか?」
「ぁ、ぁんっ…だ、めぇ……!」
くちっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ
指を割れ目に沿って動かすだけで、その秘蜜からはいやらしい音が響いた。
口づけと胸を弄られただけで、こんなに感じて。
襲ってるみたいに、無理やり触れてるのに…
そんな美依を愛らしくは思うが、信長様にどこまで許したか解らない以上、"消毒"は続けねば。
(ここまで許したとは信じたくない、でも)
美依は断固として理由を言わない。
それならば、全身を余すところなく"俺色"に染め直さなければならないのだ。
そうしなきゃ、気が済まない。
美依に、自分は俺のものだと…
こころも躰も、理解させねば。
────ぢゅっ……!
「……っぁあぁぁ!」
俺が脚の間に顔を入れ、その蜜部に吸い付くと、美依は甘美に啼いて腰を跳ねさせた。
舌と唇を使って愛液を舐め取り、そして膨れた華を甘噛みしながら舌を差し入れる。
美依は"これ"に弱い。
俺の頭のを掴み、髪を力なく梳いて…
天井を仰いでは、甘い嬌声を響かせ始めた。
手は離したのだから、逃げようと思えば逃げられるのに。
結局は与えられる快感に抗えなくて、こうして受け入れているのだろう?
────信長様も同じ状況だったのでは
逃げ道を作っても快楽に負けて逃げなかったとか。
それなら、確かに説明はつくけれど…
酷い裏切りだよな、それ。
頭の中で悪い方へ悪い方へ思考が向く。
頼むから、理由を言ってくれ。
どんなに残酷な現実でも、隠されるよりよっぽどマシだ。