第17章 太陽と月の恋人《後編》* 秀吉、光秀
「……っ」
「どうした、美依?」
「光秀さん…そこは、だめっ……!」
「美依……」
美依の言葉に、二人は顔を見合わせる。
『止めないで』と言う割に、やはりそこに触れられるのには抵抗があるのか。
しかし、その部分が一番重要だ。
美依が犯されたにしても、その"具合"は知っておく必要がある。
すると、秀吉は美依の胸を可愛がりながら、耳たぶを優しく食んだ。
甘噛みをしながら舌を這わせ、そのままの状態で美依に囁く。
「大丈夫だから、されるがままになってろ」
「んっ…でも……っ」
「傷ついてないか見るだけだ。……俺達にも見せたくないか?大丈夫、お前は汚れてない…綺麗だ」
「っ……」
「ほら、いい子に脚を開け。……な?」
秀吉が甘く優しく諭せば、美依は少し躊躇いながらも光秀に向かって脚を開いた。
光秀は身を屈め、美依の脚の間に頭を入れ込んで問題の部分を直視する。
秀吉の愛撫で、すでに潤っている蜜口。
入口はぱっと見た感じ切れてはいないし、傷が付いている様子もないが……
中はどうだろう、傷になってはいないか。
そして…男の忌まわしい精が残っていたなら、掻き出してやらねば。
「あっ……!」
それを思い、光秀は指でゆるりと秘部を撫で、指を一本中へと挿入させた。
内壁を探るように、指の腹で押したりしてみるが、よく膨らんでいて美依が痛がる様子はない。
そして…精液が零れることもなければ、指にまとわりついてくる感覚もない。
……不幸中の幸いだな。
光秀は思わず口元を緩めると一旦指を引き抜き、そのまま眼下にある蜜華をそっと舐め上げた。
「…っあぁん……!」
「どうやら大丈夫そうだな。ここを訳分からん男に触れられて、嫌だったろう」
「あっ…光秀、さっ……」
「今消毒してやる、綺麗に」
悶える美依に柔らかく笑いかけ、光秀は美依の蜜部を丁寧に『消毒』し始めた。
膨らんだ華を割り、その濡れた口を唾を纏わせた舌でねっとりと這う。
ぴちゃっ、ちゅうっ
卑猥な水音が部屋を支配し、可愛がる度にそこからは濃い甘露が溢れてきて……
さすれば、美依は余計に声を甘くして、首を仰け反らせながら喘いだ。