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【イケメン戦国】新篇 燃ゆる華恋の乱☪︎華蝶月伝

第8章 桃色淫書-蜜恋に戯れる想い- * 石田三成







────私も、男なのですよ…美依様






「はぁっ…美依、様……っ」


私は淫画によって昂った身体を持て余し、それから逃れるために愛しい者を頭の中で汚し始めた。
手には艶本、それを目で追いながら……

新年の書庫で密やかに。
その身を堕として、一人での戯れに溺れていったのだった。












*****












『……三成君』




貴女は私を乱す、
本当に…いけない御姫様だ。

私は崩れる、貴女のせいで。
思考も、理性も、溶けてしまう。
好きです、貴女が好きです、

美依様───………








『三成君、早く、来てぇ………!』








「っ…ぁ、はぁ……っ」


自分じゃないような、甘い吐息が漏れる。
躰は熱を上げて、火照って…
昂りに滑らす手が、滑らかに動いていく。

私は壁にもたれて胡座を掻き、袴の前を乱して、そこから勃ち上がる熱をひたすらに慰めていた。
先からは我慢することによる露が零れ、ぴくぴくと震えながら、血管が浮き出るほど硬くなって。

にちゅっ、にちゅっ、にちゅっ……
竿を擦れば、滴った露で淫猥な音が響く。
それすらも官能的に感じてしまい、心も躰も煽っていく。

頭の中では愛しい者を思い描きながら…
誰が来るかも解らない書庫で、私は自分を癒す行為に没頭した。




「んっ…美依、様……っ」




腰からぞくぞくと快感が這い上がる。
吐く息は浅く、荒く…
口からは自然と、その名が溢れた。

美依様がこんな私を見たら、何と思うのだろう。
浅ましい、獣のような雄の姿。
私だって性欲もあれば、躰が高ぶる時もある。

ですが───………
そうさせているのは貴女なのですよ、美依様。




「次の、頁は……?」




私は一旦昂りから手を離し、反対の手にもつ艶本の頁をめくった。
そこには、男が女を後ろ向きで胡座の上に座らせ、脚を開かせながら挿入している淫画になっていた。

そして、その姿を鏡に写している。
結合部分が鏡面に映し出されているその絵を見て…

私はまた脳内で私と美依様に変換し、その情景をありありと像に描いた。






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