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その哀しき運命(サダメ)を少しでも変えたくて 番外編

第3章 番外編③「~小さな身体で動ける秘密(後編)~」


「フフフ…初代、彼が私をこの世界に導いてくれた別のパラレルワールドで貴方の子孫であり、ボンゴレ10代目を継承した

ボンゴレ10世(デーチモ)並びにネオ・ボンゴレ・プリーモと呼ばれた沢田綱吉で……え~と…今のツナの※※年後の姿で良い?」

私の説明に綱吉はため息混じりに言った。

[ハァ〜…良いよそれで……。すみません。初代そして歴代のボンゴレボスの皆さん。

ご紹介に預かった綱吉です。今は彼女―彩花の魂に融合して間もないのと初代たちに混沌について

お話しておこうと思って出てきました。混沌は蓄積された人間の負の感情が懲り集まり、意思を持ったモノ。

これを倒せるのは彼女たちフィーネリングに選ばれた者のみです。因みにこのリングはオレの世界に在った

ボンゴレリングが形を変えた物でぶっちゃけボンゴレ関係は一切抜けていて、別の力が宿っているリングです]

(((聞き流しそうな事をサラッと言ったな!!)))

初代たちは全員同じ事を内心で呟いた。

私は初代たちの気持ちが分かるので苦笑いすると言った。

「アハハ…この世界に居る混沌は姿を隠しているので今の私には分かりません。でも互いが力を付けていくに連れて気配が分かるようにはなります」

9世は言った。

[それはいつ来るんだい? 彩花]

私は言った。

「私と綱吉の勘では10年後以降です」

初代は腕を組み、顎に手を当てながら言った。

[成る程……まだ10年の猶予(ゆうよ)は在ると言う事か]

様になってるこのイケメンを何故か殴りたい衝動にかられてるのって綱吉が苛々してるって事?
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