その哀しき運命(サダメ)を少しでも変えたくて 番外編
第2章 番外編②「~小さな身体で動ける秘密(前編)~」
「アハハ…そうだ。突然に来るか自然と来るかなんだよ。因みに俺は自然と来た……
でもなぁ〜いきなりそんな力が出たら誰だって驚くだろ?」
その問いに私は頷く。
尚吾は話す。
「親から自分は守護者の末裔でその力が現れるかは50分の1だったんだと…。俺はなら自分にも
守る人が居るのかと聞いたら親は居ないと言った。巫女が現れるのは必然なんだと……だから俺は
この力をその人に使わなくていいのなら…親や仲間の為に使おうと決めたんだ。そしてボンゴレに入って、千鶴たちに会って
会った仲間も同じ守護者の末裔で力も持ってると聞いた時は驚いたよ。千鶴は言ってたなもしかしたら
ナトューラが貴方たちを引き会わせたんじゃないかってな」
私は頷く。
「うん。きっとそうだよ…因みにお父さんの力って何?」
私の問いに尚吾は言った。
「俺は火だ…ナトューラはイタリア語で自然だからな
他の仲間は…――」
尚吾の話を聞いていた私は千鶴が呼びに来るまで話し込んでいた。
「怪しい人?」
私は首を傾げると楓は頷く。
「うん。最近見られてる感じがしてるんだ」
清も言った。
「確かに怪しげな視線を入学式を過ぎた頃から感じてたでござる」
雷舞は言う。
「清君語尾が付いてる」
「っう(汗)」
雷舞の指摘な清は呻く。
翌日、私は昼休みに楓たちが話があると聞いて、中庭で話している。
私は顎に手を当てながら言った。
「清君と雷舞ちゃんの方は?」
私の問いに2人は言った。
「楓君と同じで…です」