• テキストサイズ

その哀しき運命(サダメ)を少しでも変えたくて 番外編

第1章 番外編①「〜私の使命と家族としての在り方〜 」


私の問いに綱吉は苦笑いしながら言った。

[アハハ…彩花落ち着こう……キャラが崩れてるよ。何故かと言われると彼女がくれた力……

ナトューラが完全にリングと一体化してしまってたんだ。幸いに俺達の世界ではアルコバレーノのおしゃぶり同様な事が

出来たから問題はなかった。まさか君達に俺が持ってきたリングが受け継がれてしかもナトューラの力まで引き継いだから

こっちは色々慌てたもんだし、改めて君の器が大きい事が分かったよ]

これは褒めてもらえているのだろうか? なんか微妙なアレだな……てか待てよ?

私は内心で呟くと言った。

「もしかしてリングの中に隼人たちの魂が在ったりしないよね?」

私の問いに綱吉は苦笑いすると話す。

[アハハ……最初に言ったと思うけどこの世界でⅠ世ファミリーの復活は止めなきゃいけなかった。

だから君のファミリーには隼人達の魂が宿ったんだ。まぁ…記憶が無いから普通の子供……まぁ持ちスキルがチートだけどね]

私は唖然とする。

どうりで相棒が何も言わないわけだ。

初代と10代目の合わさった魂が……あの子達の中にある……彼等がどう育つのか……里親の力次第かな? 少し心配になってきた(汗)

私は言った。

「なら私がチートな初代と同じくチートな綱吉の魂を力にしてるって事ね」

綱吉は瞠目する。

[そうだね……君は本当に何でも受け入れてしまう人だ]

私は言った。

「それは貴方にも言える事よ。大空に選ばれた者は度胸と根性とかなかったら

成れないとまではいかないけど……溜め込みすぎるのも大空故なんだけどね」
/ 75ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp