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彩之実短篇集

第2章 紅の人生~血から涙へ~(銀魂)


作者より

このお話は、「紅の人生・銀魂」の
銀さんたちが、主人公と初めて会ったときのお話です。

もちろん、松陽先生とであってからです。
――――――――――――――――――――――――
タタタッ・・・・・・・・・。

ジャキィーン!!

ズサッ、ドサッ・・・。



―吉原―


―そこに、魔物はいた――。


男「お嬢ちゃんかわいいね^^おいくらだい?」


夢主(主)「それは、嬉しいでありんすなぁ。でも、わっち

は少々お高いでありんすよ?」


男「おじょうちゃんがいうなら、いくらでも払うよ。」


主「お代は・・・・・お主の生き胆じゃ。」


ドシュッ!!


人「ひ・・・ひぃ!狐じゃ!化け狐じゃ!!」


人「し、しん・・・ぞ・・・・う・・・?」


人「く・・・食われる!殺される!!」


主「遊び人の生き胆は、かなり腐ったものだな。」


べチャ・・・。


主「帰るとする・・・・・か・・・。」


シュッ・・・・・・・・・。


到底、私に帰る場所があるわけではない。


私はまた、


いや、


「妾(わらわ)」はまた、いつものように


あてもなく、自分の力を持て余す・・・・・。

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