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【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第65章 幕間その肆:???


その時。琵琶の音が鳴り響き、青年の鬼の前にいた鬼たちが消える。それを見た彼は特に驚く様子もなく「そろそろか」と小さく呟いた。

「ワダツミの子。青い髪の女の子。もしも出会えたらいったいどんな味がするんだろう。あの時喰った蝶の女の子みたいに美味しいといいなあ」

ニタリと笑い赤い舌をのぞかせる彼の顔は、紛れもなく人食い鬼のものであった。
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