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【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第58章 兆し<弐>


「よーし!俺のことを一番に気にかけてくれているしのぶさんのためにも、俺はやるぜ!」

「俺もだぜ!絶対にできて見返してやる!!」

どのような形とはいえやる気を出す二人に、汐は声をかけた。そして炭治郎にも話があると告げる。

真剣そのものの彼女に、三人の表情が少し強張った。

「聞いてほしいの。あんた達に。あたしの、ワダツミの子の事を――」

汐の言葉に炭治郎の表情が変わり、善逸と伊之助は怪訝そうな顔で汐を見つめた。汐は一つ深呼吸をすると、ゆっくりと話し始めた。
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