• テキストサイズ

【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第51章 ワダツミの子<参>


柱達とお付きの子供たちを下がらせ、耀哉は明かりの消えた部屋で一人月を仰ぎ見ていた。
青みが掛かった光が、彼の病に侵された顔を静かに照らす。

「鬼舞辻無惨。なんとしてもお前を倒す。お前は必ず私達が――」

その小さな声には、確かな憎しみと殺意がこもっていることに、誰も気づく由はなかった。
/ 1491ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp