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【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第139章 千里の道も一歩から<肆>


数日掛けてようやく慣れたものの、採蜜期である夏場は吐き気と戦いながら稽古をしていた。

だが、刀鍛冶の里で蜂蜜のおいしさを知った汐は、意を決して巣蜜への戦いに挑んだ。

「さあ、召し上がれ」

満面の笑みで自分を見つめて来る蜜璃の期待に応える為に、汐は決心して巣蜜をフォークですくい、口に入れた。

そして――、

――決壊した。

そのせいで汐は体調を崩し、午後からの訓練は参加できなかった。
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