第2章 転校生には気を付けろ
休み時間になると2人の周りに
人だかりが出来ている。
花京院は笑顔で対応するが空条は目を閉じたままで何を言われても対応しやしない。
すると仁奈が来た。
『ね、真矢!アンタ、あの人たち知ってるの?』
「昨日、助けてもらったの。」
『ふぅーん。なんか謎よねー。』
2人を交互に見つめてみた。
確かに雰囲気が他の人と違う。
すると、空条と目があった。
その瞬間、席を離れ私の前に来る。
『ちょっと来い。』
いきなり手を掴み誘拐される私。
「えっ、ちょっと!」
みんなこっちを見ている。
『あ、承太郎っ!』
私達を見つけた花京院は後を追いかける。