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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第9章 修学旅行!!



昼食はカレーライス。

珠紀は食べながら

「(あ〜…腹立つ…いちゃこくなや。こちとらイチャつくことすら出来んのによぉ…)」

そこら辺でイチャつく同級生カップルを見てイラついていた。



目的地に到着…

「(あ…いるわ…やべぇ…目が合った…数珠も御札もあるから大丈夫だと思いたい…)」

珠紀はホテルの部屋から覗く少女の霊と目が合ってしまった。

ほかの生徒たちは大はしゃぎだ。


部屋に着くと…

珠紀は手首にパワーストーンブレスレットをはめた。

「珠紀?なにそれ…もしかしてココ…」

珠紀のカバンの中にある大量の御札に田代は青ざめながら言った。

「あぁ…まぁ、居るねぇ?こんなに要らんとは思うけど念の為に持ってきた。さっき外いる時に見たし。まぁ、あたしの近くにいれば大丈夫。」

「お供しやす!!ネェさん!!」

「タァコ…ネェさんってなによ。」

「いや、何となく…」


ちなみに珠紀は姦し娘と部屋が一緒だ。

それぞれがラフな格好に着替えていたもちろん珠紀も着替えるのだが…

「ジェラートピケ…ネェさん!!流石っす!!」

と田代は親指を立てた。

「なにが?てか、その口調やめようか。やめないとタァコの恥ずかしい写真集つくって売りさばく。」

「やめます!!やめるからそれだけはご勘弁を〜」

田代は動揺しつつ言った。

「しょうがないからやめてあげよう。」

珠紀の言葉に安心したように肩を撫で下ろす田代。
珠紀ならやりかねないから田代にとっては怖いのだ…

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