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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第7章 文化祭当日!!



珠紀は夕士と一緒に効果音や音響を担当して無事に英会話クラブの出し物は成功した。


全てのプログラムが終了した文化祭…

しかし、珠紀の予想した通り…事件が起こる。


夕士と寿荘の住人の協力により事件は解決…


そして…


「それでは…生徒会の特別な出し物をお楽しみ下さい。」

神谷の声を合図にステージに現れるゴスロリに身を包む女子生徒…


「え?あれ…だれ?」

「あんな綺麗な子…うちにいた?」

「もしかして…あれ…2Cの天堂さんじゃないっ!?」

「え?天堂さんっ!?」


そう…珠紀。


珠紀が大きく息を吸うとロック系の音楽が流れる…

珠紀の低く中性的な歌声が聞こえると歓声が上がる。


「うわぁ…すげぇ…天堂…うまいな…」

夕士もその歌声には驚いた。

「凄いな…歌手になれるぞ。」

長谷も同意した。

「珠紀ちゃんの歌声はね。言霊なの。まぁ、呪文みたいなものね。」

秋音がそう言った。

「呪文?」

夕士が不思議そうに聞き返す。

「そう。時には人を癒し…時には人に勇気や元気を与える…珠紀ちゃんの歌声にはそんな能力があるの。」

秋音はそう言って微笑んだ。



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