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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第4章 文化祭準備!!



「あ〜…腰いてぇ…」

文化祭クラスの出し物について決めることになった。

千晶は後ろの棚でお休み中。

「(ふざけんなや…アンタはそれできるけどこちとら出来んのじゃいっ!!どうせ、夕士くんは色々と忙しいから疲れてんだな〜とか思ってんだろうけどね?違うからね?この人…腰振って疲れただけだから!!)」

珠紀がそんなことを思って腰の痛みにイライラしていると文化祭の出し物が

鬼退治ゲームに決まった。


英会話クラブも文化祭の出し物について話し合うことに。


「天堂さん…あなたもそこでだらけてないで何か考えなさい。」

あの時の千晶のように教室の後ろの棚でお休み中の珠紀に部長が言った。

「いや〜昨日、彼氏と夜の運動会を開催しまして〜腰が痛いわけですよ〜」

珠紀はヘラヘラと言った。

「もう…あなたって子は~!!」

そのやり取りにみんなが笑った。

結局…文化祭の出し物については決まらなかった。


次の日…

田代と夕士が山本のことについて話していた。

まぁ、情報源は珠紀なわけで。

夕士は田代の情報に納得していた。

そんな話をしてから田代は珠紀に向き直り…

「ねぇねぇっ!!珠紀の彼氏ってどんな人?いい加減…教えてよぉっ!!」

と言った。

「教えないよ。卒業したら教える。」

珠紀は机に肘をつきながら言った。

「ぶぅ〜…珠紀ばっかりずるい〜!!あたしも彼氏ほしい〜!!」

田代はそう言って喚く。

「そのうち見つかるって〜あ!!夕士はどうよ。」

「ないない。稲葉は彼氏としてはないって〜」

「なんで俺なんだよっ!!」


そんなやり取りをしてそれぞれが帰路についた。

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