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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第2章 人生初の大激怒



「はぁ?じゃ、何であんたここに来たわけっ!?」

一連の会話を聞いていた部長がキレた。

「ホントそれですよね。やりたくねぇって言うんなら来んなや。それにさ…なんもしないのに来るだけ来て生意気な口きいて態度で…本読んでるだけ。目障りだっつうの!!」

珠紀がそう言うと山本は悔しそうに席から立って教室を出ようとした


「あ、山本さん…そんなにやりたくないなら交流会が終わるまでクラブに来なくていいわ。」

部長がそう言うと山本は走り去っていった。

そこに青木が降臨

いじめは良くないだのと言っていたが部長がなんとか収めた。


珠紀と夕士は校庭を散歩していた。


「あ〜…なんなの?あれ…思わず切れたわ…」

「天堂もキレることあるんだな。」

「あたし、人生初だよ。切れたの…」

「マジかよっ!!それにしても…こわいっすよ…一色さん…」

「あ〜…昨日のあれね。」


「何が怖いって?」

草陰から声がした…

「「千晶(直巳)っ!?」」

思わず珠紀は驚きのあまり名前で呼んでしまった。

そんな2人に手招きして
頭にコツンっとした千晶は

「千晶先生だ。」

と言った。



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