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真っ直ぐ向いて歩けばいい

第15章 最後の文化祭!!②



差し入れやるり子特製のお弁当を皆で賑やかにたべる。

「珠紀はもっと食べないとっ!!」

と田代に怒られる珠紀。

「いやいや…こんなに持って来られても食べれないから…」

次々に珠紀に運ばれてくる食べ物たち…

午後の開店とほぼ同時に神谷と江上がやってきた。

千晶は呼ばれてハッとしている。


そして、神谷に

「いらっしゃいませ…お嬢様」

と膝まづいて言った。

「あ、稲葉!!珠紀…そろそろ英会話クラブの時間だよっ!!」

田代にそう言われて英会話クラブの方に向かう。







英会話クラブに行くと…台本が改変されていて…

田代に煽られやる気になる夕士。


やり切った。


英会話クラブの出し物が終わると…

教室で神谷と江上と話す珠紀、田代、夕士。


大学の話から始まり、神谷が羨ましいと騒ぎ…
エヴァートンに行ったと自慢していた。


エヴァートンと聞いて田代が興奮気味になっている。

「ふふふ…」

話を聞いていた珠紀が突然笑い出す…

「珠紀?どしたの?」

突然、笑いだした珠紀を田代は苦笑いしつつ言う。

「甘いですよ…神谷さん…あたしはプラチナ会員なのでいつでも出入り自由で特別待遇受けられます!!」

珠紀の発言に田代と夕士は

「「(さりげなく宣戦布告したーーーー!!)」」

と思っていた。

「なんで…天堂がそんなの持ってるのよっ!!」

と神谷は悔しそうに言う。

「なんでってそりゃ〜金持ちですから?コネでいくらでもなんとかなりますよ〜まぁ、ここだけの話?千晶先生とは中学生時代から既に顔見知りなので予餞会でいたあの2人とも知り合いですよ。」

と満面の笑みで言う珠紀。


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