第15章 最後の文化祭!!②
神谷は悔しそうにしていてそれを江上が宥めていた。
文化祭2日目…
昨日よりも混んでいた。
そんな時に長谷が来た。
長谷と千晶のツーショットにシャッターの嵐がおこる。
そんな状況に不機嫌そうなのが1人。
そう。珠紀。
しばらくすると、夕士は長谷と出し物を周りに行った。
「珠紀…ヤキモチ妬かないの。スマイルよ。」
明らかに機嫌の悪い珠紀に田代が耳打ちする。
「むり…これでなんか次あったら確実に泣く自信ある。」
と言っているが珠紀の顔は無表情である。
珠紀は不機嫌MAXのさらに上を行くと無表情になる。
珠紀を幼い頃から知っている田代にはそれが分かるのだ。
なんとか珠紀の限界を超えずに無事に終了した。
文化祭が終了して講堂で表彰式が行われた。
3Cは特別賞を受賞した。
珠紀も良かったなとは思ったもののまだ不機嫌そうにしている。
白ランに下は黒という千晶の姿に女子たちが盛り上がり…
お触りまでしていて珠紀のイライラは最高潮になったそうな。
無事に文化祭もおわり、受験シーズンを迎える。