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砂漠の白い花

第7章 派閥と内毒




(ルシエト様は、いつもあんなに気を張っているんだ…)

態度が大きく、偉そうで、自由奔放に振る舞っているだけだと思っていたエリアルは、
王子にある と言うことがどれほど大変なのか、初めて気付き、心痛した。



疑えば 皆が疑わしい。

俺は誰かを犯人と疑い、
相手は俺を犯人にしたいかもしれない。

祭司が殺された。
王派でない戦いを好む宰相派。
何故かサソリの毒だと断定してきた大祭司。
1番疑わしいのは誰だ?
殺された理由はなんだ。

そんな事を考えながらすぐに5日が過ぎた。


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