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砂漠の白い花

第6章 王子と奴隷女




「……お前は、脚も腕も、開くな」

(王宮に出入りする女みたいに)


「口も…俺だけに開け。
他のヤツとは話すな」

(何を吹き込まれ、何を聞き出されるか分からない)


「え…?」
エリアルが顔を上げ俺を見た。
その弾みに、俺の付けた耳飾りが揺れ
シャンと凛玲な音たてた。


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