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【僕のヒーローアカデミア】1-A腐女子会

第7章 〈勝デク〉僕じゃダメなんだ


「そんな方法で……」

 作戦を聞いた飯田くんが驚いている。無理もない。

「オールマイトの状況、かっちゃんでも分かってるはず」

「だろうな」

「かっちゃんも相手を警戒して、距離を取って戦っている。タイミングは……かっちゃんと敵たちが一定以上離れた瞬間……!」

「飯田さん」

 僕の説明を聞いて、八百万さんは飯田くんを見る。

「博打ではあるが……状況を考えれば、俺たちへのリスクは少ない。何より成功すれば、全てが好転する……」

 沈黙が流れる。
 クラス委員長の判断が僕らの行動に繋がる。


「やろう」

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