• テキストサイズ

青薔薇姫《家庭教師ヒットマンREBORN!》

第4章 標的4 おませさん


数分も経たないうちにドアをノックする音が聞こえ、綱吉は「どうぞ」と答える。
入って来たのは、肩にリボーンを乗せた綾里だった。

「綾里!?」
「綱吉、お邪魔するね。リボーンさんに頼まれて、私も勉強のお手伝いをすることになって……」
「今まで準備をしててもらってたんだぞ。……綾里、お前もテスト勉強あるのに悪いな」
「いいえ、私なんかでお役に立てるなら嬉しいです」
「準備?」

綱吉は首を傾げた。
綾里をよく見ると、彼女は白いフリルのついたエプロンを着て、両手にはショートケーキワンホールがのったトレーが握られている。

「で、でも、リボーンさん……その……本当に……するんですか?」
「綾里……?」

顔を真っ赤に染めて恥ずかしそうに俯く綾里をリボーンが愛しげに見つめた。

「そうだぞ。これもツナの為だ」
「は、はい……私、頑張ります!」
「?」

一体何が始まるのだろうか?
―――この後、綱吉はリボーンが言った 精神的に辛いという意味を身をもって体験することになる。
/ 148ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp