• テキストサイズ

My Home【鬼滅の刃】

第2章 新生活




そして、下校時刻になった。


今日も体育祭練習があって疲れた……早く帰ろう。


靴を履き替えている時、校門の辺りが騒がしいことに気付いた。


行ってみると、あの三人が来ていた。


「お姉ちゃん!」


「奏!」


義勇、名前を呼ぶな……。


私が注目されちゃうじゃん!!


案の定、視線が痛々しく突き刺さってくる。


義勇と無一郎は嬉しそうに私のところに駆け寄る。


実弥は先生と喧嘩してる……って、ヤバッ!


「ちょっと!喧嘩しちゃダメでしょ!一応目上の人なんだから!」


「ああ?そんな知ったこっちゃねぇ」


「もうダメでしょ!いい加減にしない!もう帰るよ!」


私は三人に説教をしながら家に帰った。


ヘトヘトになり、みんなで眠る寝室にぶっ倒れた。


私はため息を吐いた。


「ごめんね、お姉ちゃん」


「ごめん、奏」


「ごめん……なさい」


三人が謝ってきた。私はゆっくりと起き上がる。


「まぁ、私がなんとかするよ」


明日の先生と女子の反応が怖いなぁ。


「疲れちゃったなぁ」


そう呟くと、義勇がギュッと抱き締めてきた。


「義勇?」


/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp