第1章 夏休み
「うまっ、じゃなくて……美味しいな!」
「美味しい……」
「美味しいねぇ」
三人共美味しそうにお肉を食べていた。
「噂のボーイフレンドって君ら?」
気付けば、叔父さんと実君が居た。
ちなみに、実君はまだ小学一年生。
「もしかして、奏の叔父さん?」
義勇が聞いてきた。叔父さんはそうだと言った。
「顔面偏差値高いねぇ。純粋そうな君らなら大丈夫そうだね」
叔父さんは呆然と立ち尽くす三人に優しく言った。
「俺達の奏をよろしくね」
「……はい!」
叔父さんの言葉に三人は元気良く返事した。
なんか付き合いを認める時みたいになってる……。
その後はみんなでバーベキューを楽しんだ。
三人共、実君とも仲良くしていたので安心した。
「おやすみ!」
みんなで遊んだ夏の日はとても楽しかった。