• テキストサイズ

My Home【鬼滅の刃】

第1章 夏休み




「炭治郎が居るよ!」


無一郎がその動画に指を指す。


その動画はアニメ20話が収録されている物だった。


「冨岡さん、じゃなくて義勇が出てるね」


「胡蝶も出てるな」


三人はその動画に目を見開いて見ていた。


「この世界の俺も嫌われているのか……」


「いや、元からだろ」


実弥の言葉に義勇は、またガーン!となって硬直している。


無一郎は漫画がたくさん並ぶ本棚を見ていた。


漫画を一冊取ってみると、奥にも漫画が置かれていた。


その一冊を取ってみると、無一郎は目を見開いた。


「鬼滅の刃?炭治郎が描かれてるけど」


「はぁ!?」


その奥に並ぶ本をあさってみると、全てが鬼滅の刃であった。


「実弥も義勇も居るね」


「何だこれ……」


この世界はただの未来の世界ではないということだけ分かる。


「この動画、柱合会議の様子が出てる」


義勇は勝手にリモコンを操作して見ている。


「俺らも出てんじゃねぇか……どうなってるんだよ!」


突然、部屋の扉が開いた。そこには奏のお母さんが居た。


「あまり朝から騒がないでね」


『お母さんはこの家で一番偉い人だからちゃんと従うんだよ』


昨日、奏が言っていた言葉を思い出し、三人は頷いた。


/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp