• テキストサイズ

My Home【鬼滅の刃】

第1章 夏休み


その頃、七瀬家。


「アイツ居ねぇからどうすりゃ良いか分かんねぇ」


実弥はため息を吐いた。


「おはぎ作れば良いんじゃないか?」


義勇の言葉に実弥は鋭い目で睨み付ける。


「テメェ、何でもおはぎで解決しようとすんな。この糞が」


ガーン!となっている様子が目に見えて分かる。


(俺、嫌われてるのかな)と、不安になっている義勇。


「弟の空くんと遊べば良いのかな?」


無一郎は不意に思い付いたことを言ってみた。


「アイツはげーむってヤツと遊んでるから無理だろ」


昨夜のお風呂でゲームばかりしているというのを聞いた気がしたからだ。


「奏の部屋でテレビってヤツを見るか」


「やり方教えてもらったからね」


実弥が絞り出した案に無一郎も乗り気だった。


三人は奏の部屋に入ってテレビをつけた。


「このボタンを押すと動画が見れるってお姉ちゃんが言ってたね」


無一郎は何気なくそのボタンを押した。


開かれたのはユーチューブである。知らない彼らは驚愕していた。


ホームに上がっていたものの中に『鬼滅の刃』があったという理由もある。


/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp