第7章 ゆっくりと・・・
「じゃあなー。」
「ばいばーい。」
仁とは学校で別れ、僕達は駅まで向かった。
「あ、ご飯食べるよね?なんか食べたいのある?」
「もしかして作ってくれるのか?」
「うん、母さん達遅くなるから。」
「まじか・・・すっげぇ楽しみ。なんでも好き。」
「そ、そんな料理得意じゃないけど・・・簡単なやつなら・・・////」
もしかしてこれカップルぽい?
すごいドキドキする。
「じゃあ、途中で買い物しないと・・・駅降りてすぐの所でいい?」
「どこでも!」
電車に乗り、近くのスーパーに入った。
なんにしようか・・・
母さん達は帰ってきて食べるだろうから多めに作らないとだよね・・・
無難にカレー?
材料をカゴに入れ、レジに向かう。
買い忘れたものはないよね・・・
え、こんなの入れたっけ?!
コンドーム・・・
「柊っ!////」
「一応だよ、一応(笑)」
一緒に入れたら店員さんから変な目で見られる・・・
「えっと・・・以上でよろしいでしょうか?(汗)」
「はい・・・////」
ほらぁ!
すっごい気まずい!
チラチラ顔確認されてるし・・・
後で説教だ・・・
買い物を終え、家まで向かう。
2月なだけあってまだ寒い。
家帰ったらお風呂溜めようかな。
柊も寒いだろうしご飯作ってる間に入っててもらおうかな。